友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば、本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる
岡本太郎
友達ゼロと悩む人がいる。
そう、学校でも家庭でも「友達が多いかどうか」で人の価値を決められる。
- 友達が多い=人気、良いやつ
- 友達が少ない=変わった人、ぶきみなやつ
ましてや「友達がゼロ」だとどうだろう?もはや変人扱いされるだろう。
しかし、私は極論「友達なんてゼロでも良い」と思っている。
友達なんて必要ない。その理由を説明していこう。
友達ゼロは人としてダメか?いやむしろ凄いぞ
友達がゼロは人としてダメか?
繰り返すが、私は全然ダメだとは思わない。むしろ「友達がいなきゃダメ」という流れに逆らっているとても芯の強い人とさえ思う。
「友達が大切?あぁ立派な意見だけど、俺には関係ないな」という感じ。右へ習えの日本で、その自立した考えは素晴らしい。
そして面白い事にこの手のタイプは驚くほど人が寄ってくる。
では友達がゼロでも良い理由を2つ紹介する。
友達ゼロでも良い2つの理由
孤独を知れるし、向き合える
友達がいないという事はとても孤独だ。
寂しい、孤独、不安など色々な感情と戦う事になる。
人生では色々なモノと戦っていく。
会社、親、進路、夢、上司、出世欲….
戦いの連続だ。しかし孤独を知っている人ならこれらを乗り越えれる。
そういう筋肉が付くんだ。
よく「友達がいたから乗り越えれた」と耳にするが、これは間違いだ。
アドバイスが参考になる事はあるが、結局ジャッジするのは自分。
この人は友達がいようがいまいが決断できる人だっただけ。
そして友達ゼロの人は孤独を知っているが故、人にやさしくできるのだ。
なので結果、魅力的な人間になる。
痛みを知らない人に魅力はない。
孤独でいると、自分との対話が増える。
- 今自分は何を感じているのか?
- 何に興味を持って、何が嫌いなのか?
- これからどうしたいのか?
自分と向き合える時間が多いからこそ、自分をより知れる。
これは非常に大事だ。
無駄な情報が入ってこないから集中できる
友達ゼロを怖がる人は大抵の誘いに乗る。
「〇〇ちゃんと遊ぶからおいでよ!みんな来るよ!」
ここで浮かぶのは、
(ここで断ると何か感じ悪いかな…その日は家でゆっくりしたいけどせっかく誘ってくれたし…断ったらノリ悪いとかで次誘ってもらえないかもだし…)
こうして家にいる予定だったのに無理して予定を入れてしまった。
友達が多い人は自分の時間を大切にできない。
興味を持って、それに時間を費やすべきなのに集中できないんだ。
友達ゼロなら思いっきり自分のやりたい事にコミットできる。
【ぶっちゃけ】SNSがある時代、友達はいつでも作れる
友達ゼロだって構わない。
今はネットがありSNSがある。
Twitterなどで匿名で登録し、自分と気の合う趣味の人を見付ければ一番コスパは良い。
良い人なら深く付き合えば良いし、そうでもないなら切ればいい。
SNSの中だから希薄でも許される。
SNSで友達を作るのは手軽だし、十分友達と接する感覚は味わえる。
【これ大事】ただコミュ力はないとダメだぞ
友達ゼロでもいいと書いてきたが、これは状態の事を言っている。
いちいち書く事でもないが、当然人と人とのコミュニケーションの力は必要だ。
今流行っている「人間関係不要!リモートワーク」という仕事も、結局打ち合わせは必須だ。
※PCを使い自宅でできる仕事
繰り返すが、人と接する力は必要だ。
相手が何を嫌がり、何の話なら好むのか。
表情などを見てそれを察せるか。
これは友達ゼロと全く異なる話であり、コミュ力は生きていく上で必須な事は改めて書いておく。
まとめ
今から書く事は私自身の実体験だ。
私は子供の頃ずっと友達が居なかった。
変わった子供だったかも知れない。とにかく小学校4年までは独りぼっちだった。
遠足の写真などを見返しても私は一人で写っている。
よく親はこの写真を見て心配しなかったなと不思議でしょうがない。
5年になり、みんなの前で一発芸をしてから一気に友達が増えた。
その後はまぁまぁ友達に恵まれ、幸せに人生を送っている。
「なんだよあんたは友達いたんじゃねーか!」
と言われればそうだが、これを読んでいるあなただって本当にゼロなのか?
友達の解釈は人ぞれぞれ難しい。ただ本当に友達ゼロって人はいないんじゃいかな?
ただ私は小学4年までは本当に一人だったから、今でも一人には慣れている。
友達がいなくても平気だし、ずっと自分と対話できる。
そういう意味で友達ゼロ時代は私にとって必要な時期だったと思う。
話が脱線してしまったな。
友達ゼロでも全然問題ない。
そう開き直って、自分の事に集中していると、知らぬ間に友達は集まる。
間違っても友達ゼロだからって自分の気の合わないグループに入らない事だ。
あなたの貴重な時間が奪われるからな。
という事でこの話を終わりにする。少しでも参考になった部分があれば書いた甲斐がある。
いつも書いている事だが、何か悩みがあったらいつでも連絡待っているぞ。
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